宝くじにまつわる噂や都市伝説は、数多く存在します。
中でも「宝くじに高額当選したら慈善団体から寄付願いがくる」という噂は有名。
しかし、宝くじ関係者や銀行員には、高額当選者の個人情報は部外に漏らしてはいけない守秘義務があるはず・・・
どうして部外者である慈善団体にバレてしまうのでしょう?
そもそも、この噂って本当なんでしょうか?
そこで今回は、宝くじ高額当選者には本当に寄付願いが来るのか調べてみました!
実際に寄付願いが来た人はいるの?
結論から言うと、高額当選したからといって必ず寄付願いが来るわけではありません。
しかし、この「宝くじ高額当選者には寄付願いが殺到する!」という都市伝説・・・
実は、嘘とも言い切れないようなのです。
ネット上には、事実として複数の体験談が投稿されています。
では、その一部を少しだけご紹介しましょう。
ケース1:依頼殺到で弁護士費用が赤字に・・・
最初に紹介するのは、投稿者の知り合いのお話。
知り合いだが、当たったそうだ。いくらかは知らない。
で、誰にも言わなかった。とっとと自営の借金返してそれですべて
なくなったそうだ。家のローンは返せない額だと言ってたから数百万かな?
で、どこから聞きつけたのか、慈善団体や自然保護団体を名乗る
奴らが「宝くじ当たったそうですね、寄付して!」の電話がひどかったそうだ。
中でも直接凸してきた奴らもいたそうで、営業妨害で何度も警察に来てもらった
そうだ。
結局弁護士入れておさめたそうだけど、当選の情報がどこから漏れたのかは
結局わからなかったそうで、弁護士代が赤字だと言ってた。
電話や手紙で連絡が来るのも嫌ですが・・・
職場や家に直接来られるのは、さらに恐怖を感じますよね。
結局この方は、弁護士に依頼しましたが解決せずに弁護士代が赤字になってしまいました。
本当に、とんだ災難ですね。
ケース2:突然の寄付願い、怖くて地元に帰れない
続いては、人が良いのもほどほどに・・・というこちらのケース。
宝くじ高額当選。←年末ジャンボ
宗教団体が寄付してくれと電話してきた。
悪い事をしたわけじゃないけど県外に逃げてます。怖くて地元には帰れません。引用:yahoo!知恵袋
宗教団体から突然寄付願いなんて、確かに怖くなって逃げ出したくもなりますね。
この方は、宗教団体から寄付願いがくる前から、
- 地元小学校
- 地元市役所
- 複数の被災地
- フィリピンへの物資支援
- LOUIS VUITTONユニセフ
- ふるさと納税
など、多くの団体へ募金ををしたそうです。
せっかく当たったのだから、もっと自分のために使えばいいのにと思いますが・・・
自らの意思でこれほどの寄付を行うとは、立派な方ですね。
私なら、自分のために使っちゃいますけど(笑)
ケース3:当選から一年後に手紙が・・・
最後は、当選から一年後に寄付願いが届いたというケースです。
一回目の当選から一年ほど過ぎた頃,突然ユニセフから寄付の依頼状が届きました。その手紙には「突然手紙を差し上げて・・」との文章はあるものの、どこから私の住所・氏名を得たのかは書いてありません。なかには私の氏名が印刷されたカードが10枚ほど入っていました。
これが本当のユニセフであれ、ニセモノの詐欺であれ、信用せず不快でもあったので、手紙は捨てました。そしてすっかり忘れていました。
ところが、二度目の当選後、一年後にまた、ユニセフから寄付の手紙が届きました。その時になって、やはりみずほ銀行から当選者の住所・氏名が゜ユニセフに漏れているなと実感しました。引用:OKWAVE
当選後すぐに連絡すると怪しまれるから、あえて日を空けて連絡したという感じですね。
しかし、二度も高額当選するなんてうらやましい!
この方は、銀行とユニセフが繋がっていることを疑っていますが・・・
それが本当なら、大問題ですよね。
実際にそんなこと、あるんでしょうか?
高額当選はこうしてバレる?!
絶対に内緒にしていたはずなのに・・・
高額当選は、どうして慈善団体など部外者にバレるのでしょう?
実は自分は内緒にしている「つもり」でも、思いもよらぬ所からバレてしまうんです。
高額当選バレの理由
- 自分で話してしまった
- 身内・子どもが外でバラした
- 生活様式の変化で勘付かれた
- 銀行窓口で知人に目撃された
- etc
一番多いのは、自分や家族から人づてに伝わること。
自分は内緒にしていても、不審に思った家族が周りに話してしまう可能性もあります。
「ここだけの話」は、よーく広まりますからねぇ・・・
また、誰にも言わずとも身なりの変化などで気づかれる場合もあります。
急に高価なものを身につけたり、現金一括で車や家を購入すると噂になってしまうかも。
当選後に仕事をすぐ辞めるのも、避けたほうが良いでしょう。
銀行と慈善団体が繋がってる?
ちなみに、よく「銀行と慈善団体が繋がっている」なんて噂もありますが・・・
実際のところ、その可能性はかなり低いと思います。
もしそんなことが公になれば、銀行の看板に大きな傷がつくことになりますからね。
冷静に考えれば、銀行にとってはデメリットしかありません。
組織的に繋がっていることは、まず無いと言えるでしょう。
銀行マンが個人的に繋がっているとしても、バレた時のデメリットが大きすぎます。
ただし、酒の席などで「この間、高額当選者の対応を・・・」なんて、うっかり口を滑らせる銀行マンがいないとも限りませんが・・・
どう対処する?もし寄付願いがきたら
あなたが高額当選をした時、もし慈善団体などから寄付願いがきたら・・・
やるべきことは、以下の2つ。
ポイント
- とにかく無視する
- 「宝くじなんて当たっていない」で突き通す
当たったことを認めた上で「あなたには寄付しない」という姿勢で対応するのは、望まないトラブルを引き起こす可能性があります。
とにかく、知らぬ存ぜぬで通しましょう!
あまりにも悪質な場合は、団体名や連絡先を控えて警察へ通報するのも手です。
また、どこで高額当選の情報を得たのかを聞き出せると、なお良いですね。
まずはとにかく無視すること!
毅然とした態度で接していれば、そのうち連絡も来なくなるはずです。
まとめ
宝くじが高額当選した全員に、寄付の依頼が来るわけではありません。
しかし、何らかのルートから当選がバレてしまった場合は・・・
もしかすると、あなたの所にも連絡がきてしまうかも。
万が一にも高額当選した場合は、やはり自分の胸だけに留めておくのが一番ですね!